中秋の名月とお茶:月を愛でる、日本の秋時間

こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。

夜風に少しずつ秋の気配が混じりはじめる頃、空を見上げる楽しみのひとつが「中秋の名月」です。月を眺め、季節の実りに思いを寄せながら静かな時間を過ごすお月見は、日本の秋を象徴する風景のひとつと言えるでしょう。そんな夜にそっと添えたいのが、一杯のお茶です。湯気の向こうに浮かぶ月を眺めながら味わう煎茶やほうじ茶は、いつもの一杯とは少し違って感じられるかもしれません。今回は、お月見とお茶を通して、ゆっくりと秋を味わう時間について考えてみます。

本記事から分かること

 ・月を眺める、日本人の秋の楽しみとは?

 ・月見団子には、すっきりとした煎茶を

 ・流芳園オススメのお茶の紹介

記事の信頼性

流芳園の景観

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗

・創業200余年の日本茶専門店

・農林水産大臣賞を複数回受賞

月を眺める、日本人の秋の楽しみとは?

月を愛でる文化は古くから受け継がれ、日本では秋の風物詩として親しまれてきました。現代では忙しい毎日の中で夜空をゆっくり眺める機会も少なくなりましたが、お月見はほんの少し立ち止まり、季節を感じるきっかけを与えてくれます。

中秋の名月とは、どんな月?

「中秋の名月」は、旧暦8月15日の夜に見える月を指します。旧暦では7月から9月が秋とされ、その真ん中にあたる8月15日であることから「中秋」と呼ばれるようになったと言われています。現在の暦では毎年日にちが変わり、中秋の名月が必ずしも満月と同じ日になるとは限りません。それでも、一年の中で月を意識して眺める特別な夜として、今も多くの人に親しまれています。

月見団子とお茶、昔ながらの秋の組み合わせ

お月見と聞いて思い浮かべるもののひとつが、月見団子ではないでしょうか。地域によって形や供え方には違いがありますが、月を眺めながら秋の実りを祝い、食べ物を供える風習が伝えられてきました。やさしい甘さの団子や和菓子には、煎茶のほどよい渋みや旨味がよくなじみます。月を眺め、団子を味わい、お茶を一服する。そんなシンプルな時間こそ、昔ながらの日本の秋らしさを感じさせてくれるのかもしれません。

月を見るために、少しだけ立ち止まる

お月見の魅力は、何か特別なことをするというよりも、いつもの夜に少しだけ空を見上げることにあるのかもしれません。仕事や家事を終え、スマートフォンを置き、お茶を淹れて月を見る。ほんの十分でも、普段とは違った時間の流れを感じることがあります。季節の変化を景色だけでなく、香りや味と一緒に楽しめるところも、お茶のあるお月見ならではの魅力です。

茶業者の独り言:月見団子
毎朝のお茶は、私にとって「特別なもの」です。新しい一日のはじまり。睡眠によって前日の問題が整理された状態だからこそ、お茶の味わいが素直に身体に染み渡ります。簡単に言えば、朝はお茶を美味しいと感じやすい時間です。
そんな朝だけでなく、心から「お茶が美味しい」と思える瞬間がもうひとつあります。それは、仕事が終わって夜遅くに帰宅したとき。食卓に月見団子が置いてあるのを見つけると、抱えていた悩み事からふっと解放されます。お茶を淹れ、団子を味わいながら夜空を眺める。そんな時に感じるしみじみとしたお茶の味わいは格別で、「今日も良い一日だった」と心から思えます。

一杯のお茶で楽しむ、秋の夜長

暑かった夏が少しずつ遠ざかり、夜が過ごしやすくなる秋。お月見をきっかけに、いつもより丁寧にお茶を淹れてみるのはいかがでしょうか。茶葉や淹れ方を変えるだけでも、それぞれ違った秋の時間を楽しめます。

月見団子には、すっきりとした煎茶を

月見団子やあんこの入った和菓子を用意するなら、煎茶を合わせてみるのもおすすめです。甘いものをひと口味わったあとにお茶を飲むと、煎茶の渋みや香りによって口の中の印象が変わり、また次のひと口を楽しみたくなることがあります。温かいお茶が心地よく感じられるようになる秋の夜には、急須から立ち上る香りも含めてゆっくり楽しみたいものです。

夜が深まったら、香ばしいほうじ茶を

月が高く昇り、夜風が少し冷たく感じられるようになったら、香ばしいほうじ茶もよく似合います。焙煎による豊かな香りは、静かな秋の夜にどこか落ち着いた雰囲気を添えてくれます。縁側やベランダ、窓辺など、それぞれのお気に入りの場所で一杯のお茶を手に月を眺めてみる。それだけでも、家の中に小さなお月見の時間が生まれます。

家族で眺める月が、季節の記憶になる

「今日は月がきれいだね」と家族で同じ空を眺めることは、それだけで小さな思い出になります。子どもと一緒に月見団子を用意したり、月の模様について話したり、お茶を囲みながら秋の出来事を話したりする。そんな時間を毎年重ねていけば、「お月見の夜に飲んだお茶」も、いつか懐かしい季節の記憶になるかもしれません。行事を特別なイベントにしすぎず、暮らしの中で気軽に楽しむことも、日本の季節文化を受け継いでいくひとつの方法ではないでしょうか。

「玉露とは? 玉露の楽しみ方」を記載させていただいておりますので、ご覧ください。

玉露とは? 玉露の楽しみ方:日常に取り入れる高級茶の魅力

オススメ茶葉:オリジナル玉露 玉誉

流芳園がおすすめするお茶とは?

中秋の名月は、忙しい毎日の中でふと空を見上げ、秋の訪れを感じるきっかけを与えてくれます。そこに一杯のお茶があれば、月を眺める時間はさらにゆったりとしたものになるかもしれません。月見団子と一緒に楽しみたい「煎茶」、秋の夜長に香ばしい香りを楽しめる「ほうじ茶」、少し特別な夜にゆっくり味わいたい「オリジナル玉露」など、流芳園のお茶にもそれぞれ異なる表情があります。今年の中秋の名月は、湯呑みをひとつ手にして夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。月の光と一杯のお茶が、いつもの夜を少しだけ豊かな「日本の秋時間」に変えてくれるかもしれません。

オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】


「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?

“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります。
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」とそんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。

茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 66g(税込)

→玉誉の購入はこちらから

オリジナル玉露 玉翠【ぎょくすい】

「オリジナルブレンド 翠香」はどのようなお茶?

お茶がはやく飲みたくてたまらない感じにさせる明るい黄緑の水色とフレッシュな甘味が特徴。
艶があり明るい生育状態の良い茶葉に遠赤外線乾燥機で乾燥(火入れ)加工し、爽やかな香りを残し底味に丸みを持たせ、渋味とうま味がやさしく融合した茶葉が出来上がる。
それは「乾燥(火入れ)加工の高等技術」一つ一つ丁寧に熱でコーディングするように火入れします。
棚下でしっかり覆いの利いた茶葉とブレンドすることでフレッシュな香味に深みが生まれます。

茶種:オリジナル玉露
料金:864円 / 66g(税込)

→オリジナル玉露 翠香(すいか)の購入はこちらから

オリジナル玉露 夕誉【ゆうほまれ】


「オリジナルブレンド 夕誉」はどのようなお茶?

流芳園オリジナル玉露 夕誉は、簡単で淹れやすい高級緑茶。
水出しから熱湯まで幅広くお楽しみいただけます。
「お茶の淹れ方ってよくわからないわ」と言われるような方から、湯温や抽出時間など淹れ方にこだわる方も含め、より多くの方に美味しく簡単にご愛飲いただけます。
夕誉は、八代目園主 谷口善右衛門がひたすらお茶と向き合い、多くの材料、数々の試作を繰り返し作り上げた、従来の緑茶のイメージを覆す全く新しい緑茶。
天候と芽の動きから摘採のタイミングを見極めることで若芽に摘採することができ、若芽の茶をミル芽いい、そのミル芽(若芽)の旨味と充分な肥培管理をすることで作られる養分の旨味、独自の精選加工を施し、微量の高級宇治抹茶をあしらえることで凛とした香味が生まれます。
その味わいは上品な香りとコク、それから透明感のある薄緑を表現することができ、うまみ・香り・水色、各々に品位を感じていただけるプレミアムな味わいに仕上げました。

茶種:オリジナル玉露
料金:1,620円 / 66g(税込)

→夕誉の購入はこちらから

煎茶 古都の香【ことのかおり】

流芳園の古都の香

酔ってしまいそうな凝縮されたお茶の香りと、
柔らかな口当たり、舌に残る華やかな余韻が特徴。

質の高い茶葉を見極め厳選し、最適な仕上げを丁寧に施すことで出来上がった、
京都宇治の高級煎茶「古都の香」は流芳園の中で至高の逸品です。

茶種:煎茶
料金:2,160円 / 66g(税込)

→古都の香の購入はこちらから

素朴仕立 友白髪【ともしらが】

清涼感、抹茶のような香り、コクのある味、マイルドな味わいなど、
バランスが効いている茶葉になります。
初心者の方でも淹れやすいお茶になるので、
お茶を嗜んでみたいと思っている方にはとてもオススメの商品です。

「水出し茶」にもおすすめの万能茶。

茶種:素朴仕立(かぶせ茶)
料金:864円 / 66g(税込)

→友白髪の購入はこちらから


素朴仕立 稀頭【まれがしら】

流芳園の稀頭

黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。

そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。

熱いお湯で淹れることで香りを楽しむことができ、
またお茶漬けに使用するお茶として大変おすすめです。

茶種:素朴仕立(煎茶)
料金:648円 / 66g(税込)

→稀頭の購入はこちらから

特上 雁が音焙じ【とくじょう かりがねほうじ】

流芳園の特上 雁が音焙じ茶

厳選された上質な一番茶を100%使用しております。
雁が音(=白い茎)が濁りのない香ばしい香りを作り出し、
またコクと余韻の上品さを同時に味わって頂けることでしょう。
素材を最大限に活かした「浅煎り」焙煎となっています。

茶種:ほうじ茶
料金:756円 / 80g(税込)

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