こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。
夏の風物詩として親しまれている「土用の丑の日」。この日にうなぎを食べる習慣は、日本人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。栄養豊富なうなぎを味わい、暑い夏を元気に過ごそうという文化は、今も受け継がれています。そんな食卓に自然と並ぶのが、お茶です。今回は、土用の丑の日とうなぎ、そしてお茶が織りなす、日本ならではの食文化を見つめていきます。
「土用の丑の日に受け継がれる知恵とは?」
「うなぎとお茶がつくる、夏の豊かな食卓とは?」
今回はこういった疑問にお答えします。
☑本記事から分かること
・土用の丑の日に受け継がれる知恵とは?
・うなぎとお茶がつくる、夏の豊かな食卓とは?
・流芳園オススメのお茶の紹介
☑記事の信頼性

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗
・創業200余年の日本茶専門店
・農林水産大臣賞を複数回受賞
土用の丑の日に受け継がれる知恵
土用の丑の日は、単なる「うなぎの日」ではありません。季節の変わり目を健やかに過ごすために、日本人が培ってきた暮らしの知恵が詰まった行事です。
土用の丑の日はなぜ生まれたのか
「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の直前、およそ18日間を指す言葉です。その中でも立秋前の土用は、一年で最も暑さが厳しい時期にあたります。「丑の日」は十二支を日に当てはめた数え方によるもので、「土用の丑の日」は夏の土用期間中に巡ってくる丑の日を意味します。江戸時代には、暑さで食欲が落ちやすいこの時期に、栄養価の高いうなぎを食べる習慣が広まりました。平賀源内がうなぎ店の販促として「本日土用丑の日」と掲げたという逸話は有名ですが、その真偽については諸説あります。ただし、江戸時代後期には土用の丑の日とうなぎの組み合わせが広く定着していたことは、文献からもうかがえます。
うなぎが夏の定番になった理由
うなぎは、たんぱく質や脂質に加え、ビタミンAやビタミンB群などを豊富に含む食材として知られています。そのため、「夏バテ対策」として食べられてきた背景には一定の合理性があるとも考えられています。ただし、「土用の丑の日にうなぎを食べれば夏バテしない」と医学的に断定できるわけではありません。あくまで、栄養のあるものを食べて暑い季節を元気に乗り切ろうという、日本人の暮らしの知恵として受け継がれてきた文化と考えるのが自然でしょう。
うなぎの余韻を整えるお茶
うなぎは、香ばしく焼き上げた皮と、甘辛いタレ、そして脂の旨味が魅力です。一方で、食後には口の中にしっかりとした余韻が残ります。そこで活躍するのがお茶です。ほどよい渋味や香りが口の中を穏やかに整え、うなぎの旨味を余韻として楽しみながら、次のひと口や食後の時間へと気持ちを切り替えてくれます。
うなぎとお茶がつくる、夏の豊かな食卓
お茶は、うなぎの味を打ち消すものではありません。それぞれの個性を引き立てながら、食卓全体の調和を生み出す存在です。
煎茶が引き立てる、うなぎの旨味
煎茶は、ほどよい渋味と爽やかな香りが特徴です。うなぎの濃厚な旨味やタレの甘味を受け止めながら、口の中をすっきりと整えてくれます。食事中に少しずつ飲むことで、味覚がリセットされ、最後まで飽きずにうなぎを楽しむことができます。特に新茶の季節を過ぎた夏の煎茶は、落ち着いた味わいがあり、うなぎとの相性も良いと言われています。
煎茶やオリジナル玉露について更に詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【完全保存版】美味しい煎茶を淹れる方法を徹底解説
今すぐ試したい! 新感覚のオリジナル玉露で現代の忙しいあなたも簡単に高級茶を
食後にはほうじ茶という選択も
食後には、香ばしいほうじ茶を選ぶのもおすすめです。焙煎によるやさしい香りが、うなぎの余韻を穏やかに包み込み、食後の時間をゆったりとしたものにしてくれます。暑い日には少し冷ましたほうじ茶、涼しい室内では温かいほうじ茶と、その日の気候に合わせて楽しむのも、日本茶ならではの魅力です。
茶業者の独り言:うなぎの蒲焼とほうじ茶
実は、以前にひつまぶしと緑茶の記事をご紹介させていただきました。そして、ひつまぶし茶漬に合うお茶を色々と試してみました。結果は、1位が甘口でコクのあるお茶「オリジナル玉露 玉誉]、うなぎの蒲焼との相性が非常に良かった。しかし事前には、ほうじ茶(特上雁が音焙じ・雁が音焙じ※茎のほうじ茶)との相性が良いと予想しておりました。理由は、緑茶を焙煎することで生まれる香ばしい香りと味わいがお口の中をしっかりリセットしてくれる。お茶全般にある効果ですが、その中でもほうじ茶がその効果は高いことからでした。実際にリセット効果ということであれば、特上雁が音焙じが優れていました。参考にひつまぶしの記事を下に載せさせていただきます。
ひつまぶしの記事もご参考にご覧ください。
ひつまぶしとお茶の絶妙なコンビネーション:味覚のシンフォニー
暑い夏だからこそ、お茶を丁寧に淹れる
暑い季節は冷たい飲み物を選びがちですが、食事の際には温かいお茶をゆっくり味わうことで、食卓全体が落ち着いた時間になります。また、水出し煎茶のように、冷たくても旨味をしっかり感じられる楽しみ方もあります。その日の気温や過ごし方に合わせてお茶を選ぶことも、日本茶文化の豊かさのひとつではないでしょうか。
流芳園がおすすめするお茶とは?
いかがでしょうか。土用の丑の日は、暑い夏を健やかに過ごそうという、日本人の知恵が息づく行事です。そして、うなぎの美味しさをより豊かに味わうために、お茶は昔から自然に寄り添ってきました。りゅうほうえんでは、茶師十段が選び抜いた煎茶やほうじ茶を取り揃えています。うなぎを味わう特別な日だからこそ、お茶にも少しこだわってみませんか。一杯のお茶が、夏の食卓をより心地よく、そして思い出深い時間へと導いてくれることでしょう。
オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】

「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?
“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります。
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」とそんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。
茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 66g(税込)
オリジナル玉露 玉翠【ぎょくすい】

「オリジナルブレンド 玉翠」はどのようなお茶?
お茶がはやく飲みたくてたまらない感じにさせる明るい黄緑の水色とフレッシュな甘味が特徴。
艶があり明るい生育状態の良い茶葉に遠赤外線乾燥機で乾燥(火入れ)加工し、爽やかな香りを残し底味に丸みを持たせ、渋味とうま味がやさしく融合した茶葉が出来上がる。
それは「乾燥(火入れ)加工の高等技術」一つ一つ丁寧に熱でコーディングするように火入れします。
棚下でしっかり覆いの利いた茶葉とブレンドすることでフレッシュな香味に深みが生まれます。
茶種:オリジナル玉露
料金:864円 / 66g(税込)
オリジナル玉露 夕誉【ゆうほまれ】

「オリジナルブレンド 夕誉」はどのようなお茶?
流芳園オリジナル玉露 夕誉は、簡単で淹れやすい高級緑茶。
水出しから熱湯まで幅広くお楽しみいただけます。
「お茶の淹れ方ってよくわからないわ」と言われるような方から、湯温や抽出時間など淹れ方にこだわる方も含め、より多くの方に美味しく簡単にご愛飲いただけます。
夕誉は、八代目園主 谷口善右衛門がひたすらお茶と向き合い、多くの材料、数々の試作を繰り返し作り上げた、従来の緑茶のイメージを覆す全く新しい緑茶。
天候と芽の動きから摘採のタイミングを見極めることで若芽に摘採することができ、若芽の茶をミル芽いい、そのミル芽(若芽)の旨味と充分な肥培管理をすることで作られる養分の旨味、独自の精選加工を施し、微量の高級宇治抹茶をあしらえることで凛とした香味が生まれます。
その味わいは上品な香りとコク、それから透明感のある薄緑を表現することができ、うまみ・香り・水色、各々に品位を感じていただけるプレミアムな味わいに仕上げました。
茶種:オリジナル玉露
料金:1,620円 / 66g(税込)
煎茶 古都の香【ことのかおり】

酔ってしまいそうな凝縮されたお茶の香りと、
柔らかな口当たり、舌に残る華やかな余韻が特徴。
質の高い茶葉を見極め厳選し、最適な仕上げを丁寧に施すことで出来上がった、
京都宇治の高級煎茶「古都の香」は流芳園の中で至高の逸品です。
茶種:煎茶
料金:2,160円 / 66g(税込)
素朴仕立 友白髪【ともしらが】

清涼感、抹茶のような香り、コクのある味、マイルドな味わいなど、
バランスが効いている茶葉になります。
初心者の方でも淹れやすいお茶になるので、
お茶を嗜んでみたいと思っている方にはとてもオススメの商品です。
「水出し茶」にもおすすめの万能茶。
茶種:素朴仕立(かぶせ茶)
料金:864円 / 66g(税込)
素朴仕立 稀頭【まれがしら】

黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。
そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。
熱いお湯で淹れることで香りを楽しむことができ、
またお茶漬けに使用するお茶として大変おすすめです。
茶種:素朴仕立(煎茶)
料金:648円 / 66g(税込)
特上 雁が音焙じ【とくじょう かりがねほうじ】

厳選された上質な一番茶を100%使用しております。
雁が音(=白い茎)が濁りのない香ばしい香りを作り出し、
またコクと余韻の上品さを同時に味わって頂けることでしょう。
素材を最大限に活かした「浅煎り」焙煎となっています。
茶種:ほうじ茶
料金:756円 / 80g(税込)