こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。
寒い冬の季節に、温かい鍋料理と日本茶の組み合わせは、体も心も温まる至福のひとときです。それぞれの鍋料理には独特の風味があり、その味を引き立てるお茶をペアリングすることで、さらに美味しさが際立ちます。今回は、鍋料理と日本茶のペアリングについてご紹介し、冬の食卓にぴったりな組み合わせをご提案します。
「鍋料理の特徴とお茶の役割とは?」
「おすすめの鍋料理と日本茶のペアリングとは?」
今回はこういった疑問にお答えします。
☑本記事から分かること
・鍋料理の特徴とお茶の役割とは?
・おすすめの鍋料理と日本茶のペアリングとは?
・流芳園オススメのお茶の紹介
☑記事の信頼性

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗
・創業200余年の日本茶専門店
・農林水産大臣賞を複数回受賞
鍋料理の特徴とお茶の役割
鍋料理は、さまざまな具材が調和した料理ですが、その豊かな味わいを一層引き立てるのがお茶の役割です。この章では、鍋料理の基本的な特徴と、ペアリングするお茶の選び方について考察します。
鍋料理の種類と風味
日本の鍋料理には、寄せ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、味噌鍋など、多くの種類があります。たとえば、寄せ鍋は具材の旨味がスープに溶け込み、あっさりとした風味が特徴です。一方、すき焼きは甘じょっぱいタレが使われ、濃厚な味わいが楽しめます。こうした鍋料理の風味に合わせて、適切なお茶を選ぶことが重要です。
お茶の味わいと鍋料理の調和
日本茶は、緑茶、ほうじ茶、玄米茶など多彩な種類があり、それぞれに独自の風味があります。緑茶はすっきりとした苦味と爽やかさがあり、寄せ鍋のようなあっさりした鍋にぴったりです。ほうじ茶は、焙煎による香ばしい香りがあり、すき焼きの甘いタレとのバランスが絶妙です。また、玄米茶のほのかな香りは、味噌鍋のコクを引き立てます。
ペアリングの楽しみ方
お茶と鍋料理のペアリングは、料理の風味を引き立てるだけでなく、食事全体のバランスを整える役割もあります。鍋料理の豊かな旨味とお茶のすっきりとした後味が相まって、食事がより楽しめるでしょう。ペアリングは自由であり、個々の好みによって様々な組み合わせを試して楽しむことができます。
おすすめの鍋料理と日本茶のペアリング
ここでは、具体的な鍋料理と日本茶のペアリングをいくつかご紹介します。秋や冬の夜にぴったりな、温まる組み合わせをご提案します。
寄せ鍋と緑茶
寄せ鍋は、具材の旨味がスープに溶け込んだシンプルな味わいが特徴です。この淡泊な味に合わせるには、煎茶や素朴仕立といったすっきりとした緑茶が最適です。煎茶の爽やかな香りや緑茶ならではの苦味や渋みが、鍋の中に入った魚介や野菜の風味をリセットし、食事としてのトータル的な味わいを引き立てます。
おすすめは、素朴仕立の稀頭(煎茶系)、素朴仕立ての友白髪(玉露・かぶせ茶系)です。素朴仕立の稀頭は、煎茶系の緑茶ですので京都・宇治煎茶の爽やかな香りが特徴です。寄せ鍋とのペアリングでは、海鮮やお肉、野菜などの食材の味わいを損なうことなくリセットできます。
また、玄米茶がお好きな方には特にですが、上玄米茶も寄せ鍋におすすめです。
煎茶やオリジナル玉露について更に詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【完全保存版】美味しい煎茶を淹れる方法を徹底解説
今すぐ試したい! 新感覚のオリジナル玉露で現代の忙しいあなたも簡単に高級茶を
すき焼きとほうじ茶
甘いタレで煮込むすき焼きには、香ばしいほうじ茶がでよく合います。ほうじ茶の香りと味が、すき焼きの濃厚な甘さを軽く爽快に食を進め、口の中もさっぱりさせてくれます。
実は、個人的には抹茶入玄米茶がよく合うと思います。玄米の香りが、すき焼きとは異質の香りであることを認識しながらも、抹茶の旨味がすき焼きにしっかり同調する感じが食欲を満たしてくれます。
他にも、オリジナル玉露の玉誉、素朴仕立の稀頭もお試しいただきたいです。
味噌鍋と玄米茶
味噌のコクがしっかりと効いた味噌鍋には、玄米茶がおすすめです。玄米茶のほのかな香ばしさが、味噌の旨味と絶妙にマッチし、食事をより豊かにします。特に、抹茶入玄米茶は、鶏肉や野菜の旨味が溶け込んだスープの味わいを損なうことなく、心地よく食欲を満たしてくれます。
実は、雁が音焙じや特上雁が音焙じと味噌鍋の相性も悪くないので一度お試しください。
流芳園がおすすめするお茶とは?
いかがでしょうか。鍋料理と日本茶のペアリングは、食事を一層楽しませる贅沢な組み合わせです。お鍋料理と日本茶のペアリングについては、マッチしないものがないのでは?という思いです。しかし、風味を引き立てるお茶を選ぶことで、食事を更に楽しくすることいで体だけでなく心も温まるひとときを過ごすことができるでしょう。この冬、ぜひ鍋料理と日本茶のペアリングを試してみてください。ここでは、鍋料理と一緒に楽しめるおすすめの流芳園のお茶をご紹介します。これらのお茶はオンラインで購入可能ですので、ぜひお試しください。
オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】

「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?
“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色
、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。
一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。
玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、
それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」と
そんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。
覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。
茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 80g(税込)
素朴仕立 稀頭【まれがしら】

黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。
そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。
茶種:素朴仕立(煎茶)
料金:648円 / 80g(税込)
特上 雁が音焙じ【とくじょう かりがねほうじ】

厳選された上質な一番茶を100%使用しております。
雁が音(=白い茎)が濁りのない香ばしい香りを作り出し、
またコクと余韻の上品さを同時に味わって頂けることでしょう。
素材を最大限に活かした「浅煎り」焙煎となっています。
茶種:ほうじ茶
料金:704円 / 100g(税込)
焙じ茶 京かおり

京都・宇治茶の一番茶と二番茶の間にでてくる茶葉である、
親子番茶を原材料に使用し深煎りすることで、
甘い味わいに仕上げています。
焙じ深煎りすることで、苦味成分のカフェインは昇華します。
茶種:ほうじ茶
料金:756円 / 200g(税込)
雁が音焙じ【かりがねほうじ】

「浅煎り」焙煎の雁が音焙じは、
お客様やご自身のティータイムなどにはゆっくり急須で淹れて、
香りを堪能することもできます。
さらに、暑い夏や冷たいものを飲みたいときには急冷して楽しめます。
水出し茶にも向いていますので、冷ややかな味わいがお好みの方にもおすすめです。
毎日の水分補給にピッタリ!
茶種:ほうじ茶
料金:596円 / 100g(税込)
抹茶入り玄米茶

抹茶入り玄米茶は、すべての良い所どりをしている玄米茶になります。
目で見て綺麗、香りも玄米が引き立ち、
味はお茶の味わいと抹茶の味わいを堪能できます。
玄米・茶葉・抹茶のハーモニーが合わさり、引き立ちます。
甘く飲みたい場合は湯冷ましすることがオススメ。
よりまろやかに優しい味わいになります。
茶種:玄米茶
料金:542円 / 100g(税込)
玄米茶 上玄米茶【じょうげんまいちゃ】

一番茶を使用しており、特徴は味わいが大変甘いこと。
また、玄米は2種類の玄米をブレンドしていることから、
玄米の香りが引き立ちながら、茶葉の旨味と丁度良く合わさっております。
かりがね茶葉の効果を最大限に発揮している逸品です。
茶種:玄米茶
料金:756円 / 200g(税込)