雁が音ほうじ茶を飲んでみよう!美味しい淹れ方も教えます!

こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。

以前、ほうじ茶について紹介しました。

まだ記事を読まれていない方はお先にこちらから。

今回、以前の記事では紹介しきれなかった、
雁が音ほうじ【茎ほうじ】についてより詳細にご紹介します。

茎派の方々には喜んで頂ける内容だと思います!

「雁が音ほうじの特徴は?」
「どんな人が雁が音ほうじは合っているの?」
「雁が音ほうじ茶を美味しく飲むための方法は?」
今回はこういった疑問にお答えします。

本記事から分かること

 ・雁が音焙じ茶の特徴や、流芳園ならではのこだわり

 ・雁が音焙じ茶が合っている人

 ・雁が音焙じ茶の美味しい淹れ方

記事の信頼性

流芳園の景観

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗

・創業200余年の日本茶専門店

・農林水産大臣賞を複数回受賞

雁が音ほうじ茶(茎ほうじ茶)の特徴

改めて、雁が音(かりがね)ほうじ茶の特徴についてご紹介します。

雁が音ほうじ茶とは?

雁が音ほうじ茶の特徴はなんといっても「香ばしい香」です。

茎(雁が音)をふっくらとローストする(炒り上げる)ことで
芳ばしい香りとほのかな甘みが生まれます。

焙じ茶は毎日飲むもの。

しかし、日常の水分補給だけでなく
さまざまな淹れ方やシーンにあわせて楽しむことが可能なお茶です。

味や香り

香ばしく、やさしい味わいが特徴です。

煎り加減は浅煎りですが、匠の技で香ばしい香りが鮮明に口の中に広がります。
ほうじ茶の色が透明感ある黄金色、そして口にした後の爽快感が楽しめます。

茎ほうじならではの香りと味をこの一杯の中に閉じ込めています。

朝・昼・晩と時間も問わないこと、
お湯はもちろん、水出しもできますし、氷で急冷するなど、
一つの茶葉で色々なシーンで活躍してくれる便利なお茶とも言えます。

流芳園ならではのこだわり

雁が音ほうじ茶のイメージは、「透明感ある黄金色と爽快感」です!

それが香ばしくやさしい味わいのお茶を生み出す秘訣。
自然な味と香りを作り出す職人の技がこの一杯の中に閉じ込められています。

こだわりの一つが、浅煎りです。
火入れは二段階で行い、焙煎しやすいように荒炒りすることで、
原料の水分比を調整し強火でローストするための下地を作ります。

そして本炒りでは、短時間でしっかりローストしながらも
お茶らしい爽快な香りを損なわないように注意します。

それらを慎重に調整することで、浅煎りの雁が音ほうじ茶の特徴である
透明感ある黄金色と爽快感を生み出します。

もう一つのこだわりが原料の目利きです。

重要なポイントは、柔らかみのある茎を選ぶこと。
柔らかい茎は、火力をそれほど上げなくても
上品な香ばしい香りを作ることができます。

急須に茶葉を入れ熱い湯を注ぐと、香ばしい香りが漂う、
浅煎りの茎ほうじ茶ならではの鮮明な香ばしい香りをお楽しみいただけます。

☆☆豆知識☆☆
【浅煎りとは】

ほうじ茶の浅煎りとは、火加減を調整することで
香ばしい香りをたたせながら、緑茶の特徴である清涼感を残して
ロースト(焙煎)することです。
※浅煎りの逆は深煎りとなります。

向かって左が「浅煎り」、右が「深煎り」

こんな人に飲んで欲しい!

一般的に茶葉のほうじ茶を飲み慣れている方が多い中で、
なかなか雁が音ほうじ茶(茎ほうじ茶)を飲むのは勇気が要りますよね。

たくさんの方に雁が音ほうじ茶の味や香りを堪能いただきたいですが、
「特にこんな人にオススメしたい!」と思う部分についてお話していきます。

実は、一般的な葉っぱのほうじ茶と同じように
扱っていただくだけで大丈夫なんです。

朝・昼・晩と時間も問わず、お湯はもちろん、水出しもできますし、
氷で急冷してもおいしく召し上がっていただけます。

【香味◎ ~香りと味わいを楽しむ飲み方~】
■急須で淹れる。
お客様やご自身のティータイムなどにゆっくり急須で淹れて、
贅沢に香りを楽しむことができます。

【コスパ◎ ~コストパフォーマンスが良い飲み方~】
■やかんで淹れる。
少ない茶葉でたくさんお茶をつくることができますので、
家族で飲んだり、作り置きしておいて日常の水分補給に向いています。
たくさん作って、半分はポットに入れて「温」、
半分は冷やして「冷茶」としてどちらも飲み分けていただくこともできます。

【冷+旨味◎ ~冷たいお茶+コクを求める飲み方~】
■水出し茶、水出し容器で淹れる。
水から抽出することで、茎ほうじ特有の香りとうま味を味わえます。
夏場はもちろんですが、冷ややかな飲み物お好きなお客様にもおすすめです。

一つの茶葉でさまざまな味わいを楽しんでいただけます。

雁が音ほうじ茶の美味しい淹れ方

実際に雁が音ほうじ茶を購入されたら、
最高に美味しい状態で頂きたいですよね!

今回、創業200余年である流芳園が教える、
最高に美味しい雁が音ほうじ茶の淹れ方をご紹介します。

【香味◎ ~香りと味わいを楽しむ飲み方~】

① 準備物は、茶葉(茎ほうじ)・急須(330cc以上推奨)・
  カレースプーン(大さじ)・湯呑・お湯。
② 急須に茶葉を5~6グラム(カレースプーン普通盛3杯)入れます。
③ 茶葉を入れた後、急須に一度沸騰させたお湯300cc入れます。
➃ 蓋をして30~60秒待ちます。※濃い目がお好みの方は60秒
⑤ 茶碗に廻し注ぎをして分けます。

☆☆豆知識☆☆
【廻し注ぎ(まわしつぎ)とは】
1・2・3と淹れて、3・2・1と返る淹れ方を繰り返します。
そして2煎目も美味しく飲むためにも、
出来れば強く振らないように注意していただき最後の一滴まで注いでください。
※ポイントは、最後の湯呑までいったら、もう一度最後の湯呑に
淹れることを忘れないように注意してください。
それから、淹れるイメージとしては2~3往復で淹れ終わるように、
コツをつかむまでは、少しづつ淹れてみましょう。

【コスパ◎ ~コストパフォーマンスが良い飲み方~】

① 準備物は、茶葉(茎ほうじ)・やかん・カレースプーン(大さじ)・
  保温ポット・水(水道水)
② やかんに水を1リットル入れ、沸騰させます。
  ※カルキ臭が気になる場合は5分間沸騰させてぐださい
③ 火を止め、お湯の入っているやかんに
  茶葉8グラム(カレースプーン普通盛4杯)入れます。
➃ お好みで10~20分待ち、茶葉を取り除きます。
  ※「香り:10分>15分>20分」「味:20分>15分>10分」となるイメージ。
   10分だと香りが上品で良い、20分だと味がしっかりで良い、
   15分はバランスが良い。
⑤ 半分は保温ポットに入れ、半分は桶に水を張り冷やします。
  ※すぐに冷やすことで香りを閉じ込めることができますので
   桶に水を張り冷やすのをおすすめします。
   冷蔵庫でも可能ですが、機械への負担もございますのでご注意ください。

【冷+旨味◎ ~冷たいお茶+コクを求める飲み方~】


① 準備物は、茶葉(茎ほうじ)・水出しポット(水出し容器)・
  カレースプーン(大さじ)・水(水道水)
② 水出しポットに茶葉を15~16グラム(カレースプーン普通盛8杯)入れます。
③ 茶葉を入れた水出しポットに水を1リットル入れます。
➃ 茶葉と水を入れた水出しポットを冷蔵庫に入れて50分以上冷やします。
⑤ 飲んでいただく際には、水出しポットぐるぐる回して、
  味を容器内の味わいを整えてから注いでください。
  ※半分程度飲んで継ぎ足します、それを2~3回程度は可能。
   半日を目途に茶葉は取り除いてください。
  ※味わいは30分程度で出来上がりますが冷たくなるのに時間を要しますので、
   お急ぎ時は氷をご使用ください。

☆☆豆知識☆☆
【茎ほうじのカレースプーン(大さじ)1杯分とは】

これぐらいが茎ほうじのカレースプーン(大さじ)1杯分の目安です。
参考にしてください。

流芳園オススメの雁が音ほうじ茶

流芳園で販売している、雁が音ほうじ茶をご紹介します。

オンライン販売しておりますので、どこでもご堪能いただけます。

特上雁が音焙じ

流芳園の特上 雁が音焙じ茶

厳選された上質な一番茶を100%使用しております。
雁が音(=白い茎)が濁りのない香ばしい香りを作り出し、
またコクと余韻の上品さを同時に味わって頂けることでしょう。
素材を最大限に活かした「浅煎り」焙煎となっています。

茶種:ほうじ茶
料金:704円 / 100g(税込)

特上雁が音焙じの購入はこちらから

雁が音焙じ

流芳園の雁が音焙じ

ほうじ茶はカフェインも少ないかつ、香ばしい匂いであるため、
寝る前のリラックス効果があります。
時間に余裕がある時は、急須で淹れることをオススメします。
(熱めの温度で淹れた方が香りが出やすいため)

茶種:ほうじ茶
料金:596円 / 100g(税込)

雁が音焙じの購入はこちらから

まとめ:色んなシーンや、飲み方ができる万能のお茶

いかがでしょうか。

雁が音焙じを飲んだことある方も、飲んだことない方も、
今回を機に雁が音焙じを飲んでみてもらえると嬉しいです!

茎ほうじ茶は一般的なほうじ茶を同じような扱いで、
家族みんなの日常にちょっと特別な香りと味わいを
プラスして飲んで頂けます。

雁が音ほうじ茶と、茶葉のほうじ茶の味や香りを飲み比べてみるのも、
一興ですね!

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