こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。
5月は新茶の時期です。
私たちが店舗を構える宇治田原町でも、
新茶の茶摘みがいたるところで行われています。
今回は新茶の中でも、”玉露”について詳しくご紹介していきます。
「新茶 玉露ならではの違いは?」
「美味しい新茶 玉露の淹れ方は?」
「流芳園の新茶 玉露のこだわりは?」
今回はこういった疑問にお答えします。
☑本記事から分かること
・玉露における、新茶と新茶以外との違い
・流芳園の新茶 玉露のこだわり
・新茶 玉露の美味しい淹れ方
☑記事の信頼性
![流芳園の景観](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2022/09/e63e09d98bc2fd4db53760ddd4a1eb5a-1.png)
・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗
・創業200余年の日本茶専門店
・農林水産大臣賞を複数回受賞
新茶 玉露は珍しい?
新茶の玉露は、すごくフルーティーで甘い。
そして、玉露を早期に新茶で提案するお店は珍しいです。
![](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/new-tea-leaves-gyokuro-3.jpg)
理由は、生まれたての玉露の秘めたる味わいは、ベールに包まれた状態!
本来の味わいは、夏を越してからその芳醇な香味が感じられるようになるからです。
しかし、新茶ならではの玉露の良さがありますので解説していきます。
新茶 玉露ならではの違い
新茶 玉露は一般的な玉露と、どういう点で違いがあるのかご紹介します。
味や、香り
夏を越すとどのようになるか。
簡単に言えば、甘味が増し、渋味が取れるといえます。
新茶の玉露は、熟す前の香味を残した状態、
初々しい香りとその余韻は、新茶の時期にしか味わえない特別な香りと味。
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甘味と渋みが合わさり、すごくフルーティーな味わいがします。
お茶の色
![](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/new-tea-leaves-gyokuro-2.jpg)
新茶の時期に飲むお茶の水色(すいしょく)にも特徴があります。
非常に明るく、英語でいうとshiny、輝いているように感じることがあります。
また、秋以降には濃度感がますことから、
水色からも深みが感じられるようになります。
流芳園の新茶 玉露のこだわり
当園では、鮮度感を残した状態で通年の味わいをご提案しています。
秋になっても完熟ではなく、フルーティーな味わいは、
どこかに感じられるように管理し、ご提案させていただきます。
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少し熟成した味わいを好まれる方は、飲まれる分量を計量し、
ラップやアルミホイルで一晩寝かせたりすることで、
お好みに合わせて調整してご愛飲いただいてる方もいらっしゃると聞いております。
新茶 玉露を美味しく淹れるためのポイント
採れたての新茶玉露は、6月初旬に出来上がることが多く、
すぐに雨期に入り、蒸し暑い日々がやってきます。
その時期にピッタリの淹れ方が「水出し玉露」!
まずは、冷ややかな味わいでフルーティーな甘みをご堪能下さい。
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詳しくは下の「【簡単】年中楽しめる水出し茶とは!?」を見てみてくださいね。
また、特別なお客様には「氷出し玉露」がおすすめです。
![](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/new-tea-leaves-gyokuro-7.jpg)
詳しくは下の
「暑い季節におすすめ!美味しくて体に優しい「氷出し茶」の魅力とは?」にて、
詳しくご案内させていただいております。
もちろん、湯冷ましをして、
スタンダードな味わいから新茶玉露を味わっていただきたいというのが本意です。
![](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/new-tea-leaves-gyokuro-8.jpg)
詳しくは下の
「玉露って何?特徴と美味しい淹れ方を日本茶専門店が解説!」に淹れ方を含め、
玉露とは何かを簡単に説明させていただいております。
流芳園おすすめの新茶 玉露はこれ!
流芳園で販売している新茶の中でおすすめの玉露をご紹介します。
新茶 秘園の露【ひえんのつゆ】
![新茶 秘園の露・甘露](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2023/05/shintya_hiennotsuyu_kanro.jpg)
丁寧に新茶 茶葉を手摘みすることで生まれた、
柔らかみのある舌触りと上品な旨味が特徴。
うっすらと乳白の濁りが感じられる水色は、
濃厚な旨味が凝縮されたもので玉露本来の深い甘みと余韻を感じていただけます。
料金 :3,240円 / 80g(税込)
お届け時期:5月下旬から6月上旬頃
新茶 甘露【かんろ】
![新茶 秘園の露・甘露](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2023/05/shintya_hiennotsuyu_kanro.jpg)
玉露本来の甘さと共に、果実のような香味がしっかりと口の中で感じられます。
また、玉露の芯の部分を贅沢に使用することで、
上品な香りと柔らかみのあるコクを合わせ持った贅沢な玉露となっています。
料金 :2,160円 / 80g(税込)
お届け時期:5月下旬から6月上旬頃
秘園の露【ひえんのつゆ】
![流芳園の秘園の露](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2022/09/hiennotsuyu.jpg)
手摘み玉露「秘園の露」は、新茶が出来上がってからは、こちらに切り替わります。
茶種:玉露
料金:3,240円 / 80g(税込)
甘露【かんろ】
![流芳園の甘露](https://www.ryuhoen.co.jp/apps/note/wp-content/uploads/2022/09/kanro.jpg)
玉露「甘露」は、新茶が出来上がってからは、こちらに切り替わります。
茶種:玉露
料金:2,160円 / 80g(税込)
まとめ
新茶では珍しい玉露を堪能できるのはこの時期だけ!
新茶 煎茶との味や香りの違いを楽しんでみるのもおすすめです。
新茶を飲んで、夏の訪れを感じてみましょう!