こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。
日常で飲むお茶・お客様にお出しするお茶、
どちらにしろ美味しく飲みたいですよね。
「水出し茶ってお湯で淹れるお茶とはどう違うの?」
「美味しい水出し茶はどう作ったら良いんだろう?」
今回はこういった疑問にお答えします。
☑本記事から分かること
・水出し茶とは?
・水出し茶の淹れ方
・水出しにオススメの茶葉
☑記事の信頼性
・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗
・創業200余年の日本茶専門店
・農林水産大臣賞受賞
水出し茶とは?
水出し茶とは、茶葉をお水で抽出したお茶のことです。
基本的にはどの茶葉からも水出し茶を作ることができますし、
年中楽しめるものですが、特に夏にはもってこいのお茶になります。
次に水出し茶の特徴についてお伝えしますね!
水出し茶の特徴
お湯で淹れるよりも “簡単で” “ミスなく” ”誰でもできる” のが、
水出し茶の良いところになります。
お湯だと美味しく飲もうと思ったら、
適性温度や、抽出時間の管理があるので少し手間暇がかかり難しかったりします。
しかし、水出し茶だと茶葉を淹れて冷蔵庫に1日放置しておくだけで、
自然と抽出され、美味しい水出し茶が完成します。
色も透き通った綺麗な色が抽出されますし、
味は甘さが際立った美味しさを堪能することができます。
では次に、水出し茶の代表的な作り方について、
ご説明していきますね!
水出し茶の作り方
水出し茶の作り方を手順に沿って説明していきます。
淹れ方を2つ紹介しますので、是非両方ともお試しください!
飲み比べてみるのも楽しいですよ!
水出し茶の上手な淹れ方①
① 以下を用意する。
・水出し茶ポット
(500ml以上のサイズ)
※茶こし付
・茶葉大さじ4杯
・水 400ml ※水道水でOK
・コップ
② 水出し茶ポットに、
茶葉を全て入れる。
③ 茶葉を入れた後、
水 400mlを注ぐ。
④ 蓋を閉めて、
冷蔵庫に約50分間放置。
⑤ 冷蔵庫から取り出し、
コップにお茶を注ぐ。
お好みで氷をどうぞ!
⑥ 水出し茶の完成。
ポットに入っている茶葉は1回きりで終わるのではなく、
継ぎ足しだと2回くらいまでは抽出されるため、
残りが少なくなってきましたら少し水を入れてみてください。
水出し茶の上手な淹れ方②
① 以下を用意する。
・急須
・茶葉 15g
・水 150ml ※水道水でOK
・氷
・湯呑
・布巾(無くても良い)
② 氷を急須に入れ、
その上から茶葉 15gを
入れる。
③ 水 150gを茶葉の上へ
掛け入れます。
④ 約30秒間 急須を
小刻みに強く振ります。
こぼれる恐れがあるので
可能であれば布巾の上で
振るのがオススメです。
コツは急須を平行に
茶葉と水が急須の側面に
しっかり当たるように
振るようにしましょう。
⑤ 湯呑に注ぎ分けます。
注ぎ方は廻し注ぎで。
※廻し注ぎとは?
3つの湯呑がある場合、
1・2・3と注いだ後、
次は3・2・1と
順番を反対にし、
注ぎを繰り返すことで
最後の1滴まで注ぐ方法。
⑥ お茶を注ぎ切れば、
水出し茶の完成です。
番外編【特別なお茶】
②で紹介しました、
急須で作る水出し茶からできる “特別なお茶” も紹介しますね。
例えば、来客があり、
お客様に水出し茶を振舞うこともあると思います。
おもてなしをした後、
急須の中のものは茶葉を含め捨ててしまってはいませんか?
ちょっと待ってください。
捨てるのはまだ早いです!
お客様との会話等を楽しんでいるうちに、
いつの間にか急須に入っている氷が溶け出し、
急須の中には特別なお茶が完成しているのです。
それを是非、飲んで頂きたい!
きっとその美味しさに驚くことでしょう。
水出し茶にオススメの茶葉
流芳園で販売している茶葉の中から、
水出し茶にオススメのものをご紹介しますね。
玉誉(たまほまれ)
すっきり感や清涼感がありつつも、
芳醇な旨味を醸し出す茶葉になります。
流芳園の中でリピート率 No.1の人気商品です。
茶種:玉露
料金:1,080円 / 80g(税込)
友白髪(ともしらが)
清涼感、抹茶のような香り、コクのある味、マイルドな味わいなど、
バランスが効いている茶葉になります。
初心者の方でも淹れやすいお茶になるので、
お茶を嗜んでみたいと思っている方にはとてもオススメの商品になります。
茶種:玉露と、かぶせ茶のブレンド
料金:864円 / 80g(税込)
まとめ
今回は、水出し茶の紹介をしました。
茶葉によって抽出の濃さや、味、匂いも変わってきますので、
色んなお茶で試してもらえたらと思います!
お湯で淹れるお茶とは一層違った楽しみがありますので、
いつもの日常に特別感を作ってみるのはいかがでしょうか。