こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。
ジビエ料理は、その力強い風味と野性味溢れる味わいで知られています。これにぴったり合う飲み物は何かと考えた時、意外にも「お茶」がその役割を果たすのではないでしょうか。お茶の繊細な味わいと香りが、ジビエの濃厚で深い味わいを引き立てるだけでなく、その強さを程よく中和する効果があります。本記事では、ジビエ料理とお茶を組み合わせる新しいアプローチについて探っていきます。
「ジビエ料理の特徴と魅力とは?」
「ジビエとお茶を楽しむ方法とは?」
今回はこういった疑問にお答えします。
☑本記事から分かること
・ジビエ料理の特徴と魅力とは?
・ジビエとお茶を楽しむ方法とは?
・流芳園オススメのお茶の紹介
☑記事の信頼性

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗
・創業200余年の日本茶専門店
・農林水産大臣賞を複数回受賞
ジビエ料理の特徴と魅力
ジビエ料理は、その野性味溢れる風味が魅力です。鹿や猪、鴨など、様々な種類のジビエが料理に使われ、その肉質や風味は肉の種類によって異なります。この章では、ジビエ料理が持つ特徴と、その魅力をどのように引き出しているのかを探ります。
ジビエ料理の種類と特徴
ジビエ料理は、野生動物の肉を使用した料理です。代表的なものには、鹿肉、猪肉、鴨肉、ウサギ肉などがあります。これらの肉は、脂身が少なく、しっかりとした味わいが特徴です。特に、鹿肉や猪肉は濃い風味があり、食べ応えがあります。ジビエの肉はその野生の風味を活かした調理法が求められます。例えば、肉の香りを引き立てるために、ハーブやスパイスを使ったマリネや煮込み料理が一般的です。また、ジビエの肉はその脂肪分が少ないため、調理法としては煮込みやローストが最適とされています。
ジビエ料理とお茶の相性
ジビエの豊かな風味には、それを引き立てる飲み物が必要です。ワインやビールが一般的に選ばれる中、お茶が持つ特性がジビエとの相性を生むのです。お茶には渋味や旨味があり、ジビエの肉の強い風味と絶妙に調和します。例えば、煎茶や玄米茶などのお茶は、その渋味がジビエの脂分を切り、さっぱりとした後味を残してくれます。お茶の種類によって、ジビエのどんな特徴が引き立つのかを見ていきます。
→ジビエと相性の良いおすすめのお茶は「素朴仕立 稀頭(まれがしら)」。お茶に含まれるポリフェノール、特にカテキンは、お茶の渋みや苦みの成分です。抗酸化作用や健康効果が期待されています、こちらお茶の渋味とジビエの味わいの調和
お茶には、渋味や苦味、旨味といった成分が含まれており、これがジビエ料理に非常に合うのではないでしょうか。特に、煎茶やほうじ茶、玄米茶などの種類は、ジビエの濃い味わいを引き立てながらも、その風味を和らげ、後味をすっきりとさせてくれます。例えば、鹿肉や猪肉などの赤身肉に煎茶を合わせると、煎茶の渋味が肉の脂肪を切り、さっぱりとした余韻を残します。こうした組み合わせにより、ジビエ料理の重さを感じさせず、次の一口を楽しむことができます。
→おすすめ茶葉は「雁が音焙じ(かりがねほうじ)」。香ばしい香りが特徴、茎タイプのほうじ茶(茶葉)です、詳しくはこちらからお調べくださいジビエとお茶を楽しむ方法
ジビエ料理とお茶をどう組み合わせて楽しむか。ここでは、ジビエ料理とお茶のペアリングに関する具体的な提案を行い、どのように楽しむのが最適かをご紹介します。
ジビエ料理に最適なお茶の選び方
ジビエ料理にぴったりのお茶はどれか?ジビエの風味に合わせて、煎茶やほうじ茶、さらには玉露なども適しています。煎茶の爽やかな苦味や、ほうじ茶の香ばしさが、玉露の洗練された渋みが、ジビエ料理の重みを軽減し、次の一口に進む準備を整えます。
加えて、ジビエの料理が重すぎると感じた時には、冷たいお茶を合わせることで、よりさっぱりとした食事が楽しめます。冷たい煎茶やアイス緑茶などを合わせると、夏のジビエ料理にもぴったりです。
煎茶やオリジナル玉露について更に詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【完全保存版】美味しい煎茶を淹れる方法を徹底解説
今すぐ試したい! 新感覚のオリジナル玉露で現代の忙しいあなたも簡単に高級茶を
ジビエ料理との相性が良いお茶の種類
ジビエと一口に言っても、肉の種類や調理法によって最適なお茶は異なります。鹿肉や猪肉のような赤身の肉には、煎茶や玄米茶が合います。これらのお茶は、肉の濃い味わいを引き立てるだけでなく、渋味が脂っこさを抑え、さっぱりとした後味にしてくれます。一方、鴨肉やウサギ肉のように、少し柔らかめであっさりした肉には、もっと軽い緑茶や、ほうじ茶の香ばしさが合います。こうしたお茶の選び方によって、ジビエの味を一層引き立てることができるのです。
玄米やほうじ茶についてはこちらの記事も参考にしてください。
【必見】玄米茶の最高に美味しい淹れ方!製法もお見せします!
雁が音ほうじ茶を飲んでみよう!美味しい淹れ方も教えます!
食事のコースに合わせたお茶の楽しみ方
ジビエ料理とお茶を楽しむ際には、食事のコース全体に合わせてお茶を選ぶことが大切です。前菜には軽い緑茶、メインディッシュには煎茶やほうじ茶、デザートには甘みのあるお茶を使うことで、全体のバランスが取れた食事になります。また、食事の進行に合わせて、温かいお茶と冷たいお茶をうまく使い分けることで、味わいに変化をつけ、食事を一層楽しむことができます。例えば、ジビエの重い味わいには温かい煎茶、さっぱりとしたサラダや前菜には冷たい緑茶がぴったりです。
煎茶について更に詳しく知りたい方へのおすすめ記事と、水出し茶についてはこちらの記事も参考にしてください。
煎茶には2種類あるって本当?被覆煎茶と露地煎茶について詳しく解説!
【簡単】年中楽しめる水出し茶とは!?
流芳園がおすすめするお茶とは?
いかがでしょうか。ジビエとお茶の組み合わせは、思いのほか素晴らしい相性を持っています。お茶の渋味や香りがジビエの豊かな味わいを引き立て、その後味をすっきりとさせることで、新しい食の楽しみ方が広がります。当店では、ジビエ料理にぴったりのお茶を取り揃えています。ぜひ、ジビエ料理とお茶のペアリングをお試しください。ここでは、ジビエと一緒に楽しめるおすすめの流芳園のお茶をご紹介します。これらのお茶はオンラインで購入可能ですので、ぜひお試しください。
オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】

「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?
“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色
、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。
一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。
玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、
それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」と
そんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。
覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。
茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 80g(税込)
素朴仕立 稀頭【まれがしら】

黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。
そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。
茶種:素朴仕立(煎茶)
料金:648円 / 80g(税込)
特上 雁が音焙じ【とくじょう かりがねほうじ】

厳選された上質な一番茶を100%使用しております。
雁が音(=白い茎)が濁りのない香ばしい香りを作り出し、
またコクと余韻の上品さを同時に味わって頂けることでしょう。
素材を最大限に活かした「浅煎り」焙煎となっています。
茶種:ほうじ茶
料金:704円 / 100g(税込)
焙じ茶 京かおり

京都・宇治茶の一番茶と二番茶の間にでてくる茶葉である、
親子番茶を原材料に使用し深煎りすることで、
甘い味わいに仕上げています。
焙じ深煎りすることで、苦味成分のカフェインは昇華します。
茶種:ほうじ茶
料金:756円 / 200g(税込)
雁が音焙じ【かりがねほうじ】

「浅煎り」焙煎の雁が音焙じは、
お客様やご自身のティータイムなどにはゆっくり急須で淹れて、
香りを堪能することもできます。
さらに、暑い夏や冷たいものを飲みたいときには急冷して楽しめます。
水出し茶にも向いていますので、冷ややかな味わいがお好みの方にもおすすめです。
毎日の水分補給にピッタリ!
茶種:ほうじ茶
料金:596円 / 100g(税込)
抹茶入り玄米茶

抹茶入り玄米茶は、すべての良い所どりをしている玄米茶になります。
目で見て綺麗、香りも玄米が引き立ち、
味はお茶の味わいと抹茶の味わいを堪能できます。
玄米・茶葉・抹茶のハーモニーが合わさり、引き立ちます。
甘く飲みたい場合は湯冷ましすることがオススメ。
よりまろやかに優しい味わいになります。
茶種:玄米茶
料金:542円 / 100g(税込)
玄米茶 上玄米茶【じょうげんまいちゃ】

一番茶を使用しており、特徴は味わいが大変甘いこと。
また、玄米は2種類の玄米をブレンドしていることから、
玄米の香りが引き立ちながら、茶葉の旨味と丁度良く合わさっております。
かりがね茶葉の効果を最大限に発揮している逸品です。
茶種:玄米茶
料金:756円 / 200g(税込)