こんにちは、流芳園（りゅうほうえん）です。
春巻きのパリッとした食感と香ばしい香りは、食卓に彩りと満足感を与えてくれます。しかし、油で揚げた春巻きは、時に後味が重く感じられることもあります。そんなときにおすすめしたいのが“お茶”。お茶の香りや渋味が、春巻きの油っこさを軽やかにし、素材の味を引き立てます。今回は、春巻きとお茶の組み合わせの魅力や楽しみ方を探っていきます。
「春巻きの魅力と食感の秘密とは？」
「春巻きとお茶の楽しみ方：日常に取り入れる工夫とは？」
今回はこういった疑問にお答えします。
☑本記事から分かること
・春巻きの魅力と食感の秘密とは？
・春巻きとお茶の楽しみ方：日常に取り入れる工夫とは？
・流芳園オススメのお茶の紹介
☑記事の信頼性
・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗
・創業２００余年の日本茶専門店
・農林水産大臣賞を複数回受賞
春巻きの魅力と食感の秘密
春巻きは、中身の具材と皮の食感のコントラストが魅力です。揚げたてのパリッとした皮と、野菜や肉のジューシーな具材が口の中で広がり、さまざまな味覚が楽しめます。この章では、春巻きの特徴とその魅力を掘り下げます。
→日本茶専門店「流芳園」オフィシャル ショッピングサイトはこちらから春巻きの基本と味わいのバランス
春巻きは、豚肉やエビ、野菜などを細かく刻んで具材として包み、薄い皮で包んで揚げた料理です。揚げることで皮がパリッと香ばしくなる一方で、中の具材はジューシーさを保ち、甘みや旨味が口の中に広がります。このバランスが、春巻きの大きな魅力と言えるでしょう。
また、春巻きには調味料や香辛料が使われることが多く、味のアクセントとなります。例えば、オイスターソースやごま油が加わることで、香り高くコクのある味わいになります。しかし、油で揚げるため、食後に少し重さを感じることもあります。この点が、お茶との相性を考える上で重要なポイントとなります。
お茶との相性：香ばしさと渋味のハーモニー
春巻きの香ばしさやジューシーさを引き立てるお茶として、緑茶やほうじ茶、煎茶が挙げられます。緑茶の爽やかな渋味は、油で揚げた春巻きの後味をすっきりとさせ、次の一口を軽やかに楽しませてくれます。ほうじ茶の香ばしい香りは、春巻きの皮の香ばしさと共鳴し、味覚の一体感を生み出します。
例えば、野菜中心の春巻きには煎茶のさっぱりした渋味がよく合い、エビや肉を使った濃厚な春巻きには、ほうじ茶や玄米茶の香ばしさがアクセントになります。お茶が持つ香りや渋味が、春巻きの持つ油っこさや甘みを和らげ、食べやすさと満足感を高めるのです。
茶業者のトリビア：ロックでお茶と春巻き
「ロックでお茶」とは、水出し茶より前に流行った昭和の味わい。作り方は簡単、マグカップなどに氷をたくさん入れて、茶葉を急須に、そしてそのまま熱湯を注ぎ、氷入りのマグカップに熱々のお茶を注ぐというスピード感のあるお茶の淹れ方。
「春巻き」と「ロックでお茶」がよく合う、冷ややかな味わいでありながら適度な濃さも表現できるロックでお茶。お茶が口内をリフレッシュ！揚げ物である春巻きの脂っこさとも相性が良く心地いい組み合わせ。
【ロックでお茶の作り方】
①マグカップに氷（製氷機）を7～8割程度入れます
②急須に茶葉をカレースプーン2杯（6～8g）入れ、その上から熱湯180cc程度入れます
③30秒程度待って、マグカップに急須からお茶を注ぎ入れます。
④出来上がり
以上、夏場などに手間をかけずにストロングな味わいでリラックスしたいときにも最適です。お茶の香り、渋味、旨味を強調できるのが特徴。緑茶はもちろんですが、ほうじ茶や玄米茶もおすすめ、是非お試しください。
お茶の役割：口内をリフレッシュする力
お茶の渋味や香りは、春巻きの脂っこさを中和し、口の中をさっぱりとさせる効果があります。揚げ物を食べた後の重さやもたれを感じにくくし、次の一口をより美味しく感じさせてくれます。また、温かいお茶は、油で冷えた胃腸を温め、消化を助ける働きも期待できます。
さらに、香り豊かなお茶を選ぶことで、春巻きの香ばしさや具材の旨味を引き立て、より複雑で深みのある味わいを楽しむことができます。春巻きとお茶のペアリングは、ただの食事を、五感で味わう食体験へと昇華させるのです。
春巻きとお茶の楽しみ方：日常に取り入れる工夫
春巻きとお茶のペアリングは、ちょっとした工夫で毎日の食卓を豊かにしてくれます。この章では、具体的な楽しみ方やアレンジ例を紹介します。
食事の前後で変えるお茶の楽しみ方
春巻きを食べる前に、軽く緑茶を楽しむと、口の中が清浄され、春巻きの香ばしさがより際立ちます。食後には、ほうじ茶や玄米茶を飲むことで、油の重さをさっぱりと洗い流すことができます。このように、飲むタイミングや種類を工夫することで、春巻きの食体験はより快適になります。
煎茶について更に詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【完全保存版】美味しい煎茶を淹れる方法を徹底解説
具材や調味料によるお茶選び
春巻きの具材によって、お茶の選び方を変えるのもおすすめです。例えば、野菜中心で軽めの春巻きには、渋味のある煎茶を合わせるとすっきりと食べられます。エビや豚肉など濃厚な味の春巻きには、香ばしいほうじ茶や玄米茶が味を引き締め、全体のバランスを整えます。
また、少しスパイシーな春巻きや、チリソースを添えた春巻きには、渋味と香りがしっかりしたお茶が味をまとめ、辛味と香ばしさのハーモニーを楽しめます。
玄米やほうじ茶についてはこちらの記事も参考にしてください。
【必見】玄米茶の最高に美味しい淹れ方！製法もお見せします！
雁が音ほうじ茶を飲んでみよう！美味しい淹れ方も教えます！
春巻きとお茶を楽しむ季節の工夫
春巻きとお茶のペアリングは、季節によっても楽しみ方が変わります。夏には冷たい緑茶や麦茶を合わせて、軽やかに楽しむのがオススメです。冬には温かい煎茶やほうじ茶で、油の温かさと香ばしさを引き立てながら、体も心も温まります。季節に応じてお茶を選ぶことで、春巻きの美味しさを一年中新鮮に楽しむことができます。
煎茶について更に詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
煎茶には2種類あるって本当？被覆煎茶と露地煎茶について詳しく解説！
流芳園がおすすめするお茶とは？
いかがでしょうか。春巻きとお茶のペアリングは、香ばしさと渋味の絶妙なバランスを楽しむ食体験です。お茶の香りや渋味が、春巻きの油っこさや甘みを和らげ、素材本来の美味しさを引き立てます。毎日の食卓に取り入れるだけで、揚げ物がより軽やかで豊かな味わいに変わります。当店では、春巻きと相性の良いお茶を多数取り揃えています。ぜひ、この機会に新しい食の楽しみ方をお試しください。
素朴仕立 友白髪【ともしらが】
清涼感、抹茶のような香り、コクのある味、マイルドな味わいなど、
バランスが効いている茶葉になります。
初心者の方でも淹れやすいお茶になるので、
お茶を嗜んでみたいと思っている方にはとてもオススメの商品です。
「水出し茶」にもおすすめの万能茶。
茶種：素朴仕立（かぶせ茶）
料金：864円 / 88g（税込）
素朴仕立 稀頭【まれがしら】
黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。
そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。
茶種：素朴仕立（煎茶）
料金：648円 / 80g（税込）
特上 雁が音焙じ【とくじょう かりがねほうじ】
厳選された上質な一番茶を100％使用しております。
雁が音（＝白い茎）が濁りのない香ばしい香りを作り出し、
またコクと余韻の上品さを同時に味わって頂けることでしょう。
素材を最大限に活かした「浅煎り」焙煎となっています。
茶種：ほうじ茶
料金：704円 / 100g（税込）
焙じ茶 京かおり
京都・宇治茶の一番茶と二番茶の間にでてくる茶葉である、
親子番茶を原材料に使用し深煎りすることで、
甘い味わいに仕上げています。
焙じ深煎りすることで、苦味成分のカフェインは昇華します。
茶種：ほうじ茶
料金：756円 / 200g（税込）
雁が音焙じ【かりがねほうじ】
「浅煎り」焙煎の雁が音焙じは、
お客様やご自身のティータイムなどにはゆっくり急須で淹れて、
香りを堪能することもできます。
さらに、暑い夏や冷たいものを飲みたいときには急冷して楽しめます。
水出し茶にも向いていますので、冷ややかな味わいがお好みの方にもおすすめです。
毎日の水分補給にピッタリ！
茶種：ほうじ茶
料金：596円 / 100g（税込）
抹茶入り玄米茶
抹茶入り玄米茶は、すべての良い所どりをしている玄米茶になります。
目で見て綺麗、香りも玄米が引き立ち、
味はお茶の味わいと抹茶の味わいを堪能できます。
玄米・茶葉・抹茶のハーモニーが合わさり、引き立ちます。
甘く飲みたい場合は湯冷ましすることがオススメ。
よりまろやかに優しい味わいになります。
茶種：玄米茶
料金：542円 / 100g（税込）
玄米茶 上玄米茶【じょうげんまいちゃ】
一番茶を使用しており、特徴は味わいが大変甘いこと。
また、玄米は2種類の玄米をブレンドしていることから、
玄米の香りが引き立ちながら、茶葉の旨味と丁度良く合わさっております。
かりがね茶葉の効果を最大限に発揮している逸品です。
茶種：玄米茶
料金：756円 / 200g（税込）
