茶師十段が仕掛ける、体験型茶文化のこれから

こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。

流芳園自体は、昔から「知る人ぞ知る」店のまま。大きく何かが変わったわけではありません。それでも最近、店や畑を訪ねてくる人がじわりと増えてきました。きっかけのひとつは「茶師十段」という肩書き。宇治・宇治田原に足を運ぶ人が増える中で、海外からのバックパッカーや、外国人を連れてくる常連さんも目に入るようになっています。今回は、茶師の立場から「なぜ日本茶は体験になるのか」「体験のゴールはどこに置くのか」を軸に、“これからの体験型茶文化”を考えてみます。

本記事から分かること

 ・茶師十段が見た「来る人が増える」現象とは

 ・物販ではなく「体験」にする意味とは

 ・流芳園オススメの玉露の紹介

記事の信頼性

流芳園の店舗景観

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗

・創業200余年の日本茶専門店

・農林水産大臣賞を複数回受賞

茶師十段が見た「来る人が増える」現象とは

体験型の話に入る前に、まずは現場で起きている変化から。増えているのは「流芳園の客数」というより、「宇治茶や宇治・宇治田原という地域への関心」。その中で、茶師十段という“目印”が働き始めている感覚があります。

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「店が変わった」ではなく「人の流れが変わった」

流芳園自体は変わっていない。知る人ぞ知る店なので、いきなり人が押し寄せるタイプでもありません。ただ、茶師十段を取ったことで、来る人が増えてきている感覚はある。特に「宇治田原」という視点で見ると、増えているのは明らかです。宇治の訪問自体も伸びている。バックパッカーの人は“目につく店”に吸い込まれる傾向がありますが、それでも宇治茶に関心を持つ人が増えたことで、知り合い伝いの紹介が回ってくるケースが増えています。

海外からの来訪は「ゼロが増えた」ではなく「1が5になった」

グローバルの来訪は、以前は「山郷に紛れ込んでくるのが年に1人」くらいの感覚でした。それが今は、年に5人くらいにはなっている。それは、まったくの新規だけではなく、既存のお客さんが外国人を連れてくる、という流れがある。現実的には「宇治茶の問い合わせ」が増えていて、紹介ベースで入ってくる。細かいメール問い合わせを家族運営レベルの流芳園で全部拾うのは難しく、スルーしてしまうこともある。だからこそ、“連れてきてくださる”存在がありがたい。体験は、この紹介の流れと相性が良いと感じています。

問い合わせが増えるほど、物販だけでは追いつかないという悩ましい状況

問い合わせが増えることはありがたい一方で、物販だけで受け止めようとすると、説明も接客も手が足りない。特に宇治茶は「買って終わり」になりやすい反面、背景や味わいの理解があると、満足度が大きく変わります。そこで浮かび上がってくるのが“体験型”という選択肢。売ること以上に、味に興味を持ってもらうこと。体験という選択肢は、その入口が作りやすいのではないか、と思っています。

物販ではなく「体験」にする意味

体験型にするメリットは、派手な演出ではありません。「味覚を呼び起こす」こと。お茶を飲む、触る、香りを感じる。そこに少し歴史や背景を添えることで、味が“情報”としてではなく“体験”として立ち上がってきます。

体験のゴールは「味覚を呼び起こすこと」

体験型にする一番のメリットは、味に興味を持ってもらえることです。そのために、歴史や背景を伝えて、味覚を呼び起こすような作業を大事にしています。日常の食事も、しっかり味わうこと。たとえ“一口だけ”でもいい。味わう感覚を取り戻してもらいたい。ただし、押し付けすぎると良くない。家で楽しむかどうかは、その人次第でいい。体験は「好きにさせる」ためではなく、「感じられる状態に戻す」ためのものだと考えています。

「見る」より「触る」。没頭が生まれる瞬間

体験の中心は、お茶を味わうこと、触ること。ここが始まると、時間は押しがちになります。それくらい、触りだすとどんどんのめり込む。特に少人数でやると、触れる回数が多いから面白い。“あれがこれ?”という発見が増え、没入度合いが変わります。茶畑を見るだけ、飲んでもらうだけ、という体験と比べると、「触る」体験は差分が大きい。さらに、子どもたちは“作品に触れられる”形にすると関心が全然違う。触っても大事な構成にしていくのが良いと思っています。

日本人向けに始めるなら「好奇心で没頭できる層」

日本人向けに始めるなら、どんな層に来てほしいか。正直に申し上げるとどんな方でも楽しんでもらえるという自負がある。議員さんも先生も、大人でも好奇心で没頭して楽しんでもらえる。宇治田原町自体が“日本茶発祥の地”という看板を持っています。宇治田原ってどういうところ?と聞かれたときに、お茶文化が強い場所だと体験で伝えられるのも大きい。観光資源との組み合わせについては、お茶体験に来る人は「あまり時間を使いたくない人」が多い。宇治の抹茶体験も回転が早いから並ぶ。ラーメンを食べるのと似ている。客層としては、年配の方の「奥さんとのデート」みたいな形は相性が良い。大学生カップルのデートも、触れてこなかった人ほど新鮮さでハマる。お子さん連れももちろん有望です。陶芸教室のように「思ったより楽しかったな」と、ちょっと予想を超える体験に昇華させたいと妄想を日々しています。

まとめ & 流芳園オススメのお茶の紹介

体験型茶文化の本質は、「買ってもらうこと」より先に、「味覚を呼び起こすこと」にあります。一口だけでもいい。味わう感覚を取り戻すだけで、日常の食事も、お茶の時間も変わっていく。特に煎茶は、体験のゴールになりやすい。飲み終えた余韻が“プチ旅行”のように残り、そこからまた日々に出発できる。持って帰るだけではなく、新鮮な感覚で出発してもらいたい。そんな「旅のスタートになる一杯」を、流芳園として少人数の体験から形にしていくのも面白いのではないか、と考えています。※体験は現在、非公式に実施している段階です。興味のある方は、まずはお気軽にお声がけください。

雲上の鶴【うんじょうのつる】

昔ながらの製法である、藁(ワラ)などで被覆することによって、
完成した碾茶(抹茶の原料)を使用。
そうしてできた抹茶の香りは特別で、宇治抹茶伝統の生産技術のひとつ。
濃茶・薄茶ともに使用できる商品であり、
それぞれの淹れ方により味や香りが変わる高級な逸品。

茶種:抹茶
料金:2,300円 / 20g(税込)

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鳳雲【ほううん】

希少な宇治碾茶の手摘み碾茶もブレンドすることで、香味に奥行きが加わり、
力強い香りとコクが出来上がります。
こちらも濃茶・薄茶ともに使っていただける品になっておりますので、
使い勝手の良いお抹茶となっています。

茶種:抹茶
料金:1,858円 / 20g(税込)

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宇治抹茶 グリーンティー

流芳園のグリーンティー

宇治抹茶の上品な香りが漂い、
それに伴い良質な苦味と甘味がマッチしたスイートな味わいが特徴。
鮮やかなグリーンが涼しさと癒しを与え、
自然とやさしいニュアンスが懐かしく、夏を活かします。
ぜひ「グリーティー×リラクゼーション」の掛け合わせを体験してみてください。

茶種:グリーンティー
料金:454円 / 180g(税込)

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玉露 甘露【かんろ】

流芳園の甘露

玉露本来の甘さと共に、果実のような香味がしっかりと口の中で感じられます。
また、玉露の芯の部分を贅沢に使用することで、
上品な香りと柔らかみのあるコクを合わせ持った贅沢な玉露となっています。

茶種:玉露
料金:2,160円 / 66g(税込)

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オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】


「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?

“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色
、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。
一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。
玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、
それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」と
そんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。
覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。

茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 70g(税込)

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オリジナル玉露 熱湯玉露【ねっとうぎょくろ】

■「オリジナルブレンド 熱湯玉露」はどのようなお茶?

ほどよい甘みとさっぱりした味わい。
若き日の先代(七代目)が茶づくりを学んでいた頃、仕上機・乾燥機も技術革新され、
ブレンド技術に加え、仕上げ加工においても様々な提案が可能になっていました。
そんな中でも流芳園は変わることなく伝統的な茶づくりを続け、
先代は「誰からも愛され飽きのこない爽快で味わいのあるお茶」
という想いを持って、茶をつくっていました。
そして、その足がかりとなるお茶「簡単」で「美味しい」を目指し作りあげたお茶が「熱湯玉露」。
当園にとっては初めて取り組んだ現代的な味わい、
「熱めのお湯でサッと淹れられ、お手軽で美味しい」定番です。
茶種:オリジナル玉露
料金:648円 / 70g(税込)

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煎茶 特撰【とくせん】

流芳園の特撰

「特撰」は、目利きの技術を使用し、
品質の良い茶葉を見極めつつ、バランスの良いお茶を作っております。

また、目利きの技術以外にも、
ブレンドの技術と、仕上げの加工技術も使用しているため、
流芳園の技術の結晶とも呼べるお茶と言えるでしょう。


「特撰」は熱めのお湯でも美味しく淹れることができるため、
お茶に詳しくない方でも淹れやすいお茶となっております。
普段使いにもぴったりです。

茶種:煎茶
料金:1,080円 / 70g(税込)

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素朴仕立 友白髪【ともしらが】

清涼感、抹茶のような香り、コクのある味、マイルドな味わいなど、
バランスが効いている茶葉になります。
初心者の方でも淹れやすいお茶になるので、
お茶を嗜んでみたいと思っている方にはとてもオススメの商品です。

「水出し茶」にもおすすめの万能茶。

茶種:素朴仕立(かぶせ茶)
料金:864円 / 70g(税込)

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素朴仕立 稀頭【まれがしら】

流芳園の稀頭

黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。

そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。

茶種:素朴仕立(煎茶)
料金:648円 / 70g(税込)

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雁が音焙じ【かりがねほうじ】

流芳園の雁が音焙じ

「浅煎り」焙煎の雁が音焙じは、
お客様やご自身のティータイムなどにはゆっくり急須で淹れて、
香りを堪能することもできます。

さらに、暑い夏や冷たいものを飲みたいときには急冷して楽しめます。
水出し茶にも向いていますので、冷ややかな味わいがお好みの方にもおすすめです。
毎日の水分補給にピッタリ!

茶種:ほうじ茶
料金:648円 / 100g(税込)

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