旬の茶葉とその変化:フライパンやコーヒープレスで楽しむお茶の新しいカタチ!?

こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。

お茶の魅力の一つは、その味わいの変化にあります。製造過程から保存状態、さらには飲むタイミングまで、どれもが味わいに影響を与えます。ここでは、特に新茶や蔵出し茶の特徴、そしてお茶の味わいがどのように進化するのかを深く掘り下げていきます。

「新茶のフレッシュな味わいとその変遷とは?」
「お茶の保存と新しい淹れ方の提案とは?」
今回はこういった疑問にお答えします。

本記事から分かること

 ・新茶のフレッシュな味わいとその変遷とは?

 ・お茶の保存と新しい淹れ方の提案とは?

 ・流芳園オススメのお茶の紹介

記事の信頼性

流芳園の景観

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗

・創業200余年の日本茶専門店

・農林水産大臣賞を複数回受賞

お茶の味わいとその変化を楽しむ

お茶の魅力の一つは、その味わいの変化にあります。製造過程から保存状態、さらには飲むタイミングまで、どれもが味わいに影響を与えます。ここでは、特に新茶や蔵出し茶の特徴、そしてお茶の味わいがどのように進化するのかを深く掘り下げていきます。

新茶のフレッシュな味わいとその変遷

新茶は春の訪れとともに摘まれる若葉が特徴的で、口に含むとフレッシュで爽やかな味わいが広がります。ですが、この初々しさは時間とともに移ろいます。「熟成」とはでいうと語弊がうまれるかもしれませんが、特に3月頃になると味がしっかりと定まり、フレッシュさの中に奥深さが加わります。しかし、季の恵みである新茶はその一瞬、その年の旬を楽しむものであり、すぐに消費されてしまう「はかない魅力」があります。お茶のピークを感じるためには、タイミングを見極めて飲むことが大切です。

お茶の味が変わる理由とそのメカニズム

お茶の味わいは、時間と共に変化しますが、その変化は主に保存環境と保存期間に起因します。お茶は乾物であり、湿気や温度の変化に敏感です。正しい保存方法を実践すれば、お茶の風味を長く楽しむことができますが、保存環境が不適切であれば、味が早く損なわれてしまいます。お茶はできるだけ新鮮な状態で消費することが望ましく、最適なタイミングを逃さず飲むことが最も美味しく感じられる瞬間です。

お茶を贈答されたときのベストタイミングとは?

お茶を贈答された際、タイミングよく飲むことは非常に重要ですが、ほとんどの人がその絶妙なタイミングを見逃しがちです。特に新茶は、新鮮なうちに飲むのが理想的です。贈答されたお茶をいただく際には、できるだけ早めに飲むことが推奨されます。できれば1週間以内に楽しむことがベストで、飲む人が思い立った時に飲むことが、最も美味しいタイミングと言えるでしょう。

お茶の保存方法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

捨てないで!保存期間の過ぎたお茶の美味しい活用方法はこれ!

お茶の保存と新しい淹れ方の提案

お茶の保存方法を工夫することで、その味わいを長く楽しむことができます。また、従来の方法に加えて、少し異なる方法でお茶を淹れることで、普段とは違った味わいを楽しむことができるのです。ここでは、保存方法のコツと、コーヒープレスやフライパンを使ったユニークなお茶の淹れ方をご紹介します。

お茶を適切に保存するための基本的なポイント

お茶を長く楽しむためには、適切な保存方法が欠かせません。直射日光を避け、湿気の少ない場所で保管することが基本です。また、他の食材の匂いが移らないように注意することも大切です。最近では、保存技術が進化し、より長期間にわたって美味しさを保つことができるようになっていますが、それでも保存場所や方法に気を配ることが必要です。

【茶業者のトリビア:保存方法のコツ】
開封後の抹茶や緑茶について、「冷蔵庫がいいのか、冷凍庫がいいのか」について、悩まれたことはございませんか?

ポイントは、「移り香を避ける」!ご家庭の冷蔵庫は、様々な食品を共用でご使用されているケースが多いと思います。そこで、お茶の保存には、野菜などを保存するのに使うチャック付のポリ袋に入れることをおすすめします。

更に、スペースが確保できるのであれば冷凍庫がベスト!抹茶がわかりやすいのですが緑の色持ちが良いです。冷凍庫(れいとうこ)に余剰スペースがなければ、冷蔵庫(れいぞうこ)でも効果はあります。ぜひ一度お試しください。
注意点は、冷凍庫などで保存した場合には、湿気を吸いやすい状態です。来客で長時間お茶を出しておかなければいけない場合は、チャック付の袋のまま常温で解凍します(1時間程度※露はタオルなどで拭いてください)。また、ご自身で一回分使用される程度であれば、解凍せずに必要な茶葉を計量し、使用後は冷凍庫などに戻していただくようなイメージでお願いします。

コーヒープレスで淹れるお茶の新たな魅力

コーヒーミルを使用してお茶を淹れる方法は、茶師にとっても面白い手法です。急須では味わえない濃厚でくっきりとした風味が引き出され、特にこの方法を使ったお茶は、深みがありつつも新鮮な味わいを楽しむことができます。最近は、コーヒープレスでお茶を淹れることにハマる人も増えており、実際に試してみるとその面白さに気づくでしょう。

ミルミキサー等、急須を使わずにお茶を楽しむ具体的な方法に興味のある方はこちらの記事もご参照ください。

【衝撃】急須を使わず、お茶を美味しく淹れる方法!


【茶業者のトリビア:コーヒープレスを使った緑茶の淹れ方】
実は、コーヒープレスでお茶を淹れると違った味わいを楽しめます。

準備物:茶葉(今回は「甘露(玉露)」)、お湯、コーヒープレス、カレースプーン、カップ

茶葉の計量は、2杯、カレースプーン(大さじも同じ)すり切りより少し多めで普通盛?程度。お湯計量は、カップの7分目。お湯をコーヒープレスに入れるときは特に気をつけるポイントはありません。プッシュもしっかり30回やってみましょう。カップに注ぐ時のポイントは、注ぎきること。お客様の際には、注ぎ分けることもできます。
(カップ2杯分の場合は「茶葉をカレースプーン1杯・お湯をカップ1杯」プラスしてください。また、カップ3杯の場合は、「茶葉をカレースプーン2杯・お湯をカップ2杯」プラスしてください、合計では「茶葉をカレースプーン4杯・お湯をカップ3杯」となります。ただし、大き目のコーヒープレスでなければ3杯は難しいと思います。)

加圧することで、いつもと違った茶葉そのもののリアルな味わいを体感していただけるはずです。

玉露 甘露(かんろ)はこちらから【コーヒープレスで淹れると熱めのお湯で淹れても玉露が美味しいかも】甘露は水出し茶も楽しめる


賞味期限を過ぎたお茶の意外な使い方:フライパンでほうじ茶を作る!?

賞味期限を過ぎたお茶は、そのまま捨ててしまう前に、実は面白い方法で再利用することができます。例えば、フライパンで軽くローストしてほうじ茶を作るという手法です。この方法では、お茶の葉を軽く焦げ目をつけることで、香ばしさが加わり、まったく新しい味わいを楽しむことができます。微妙な温度調整をすることで、焦げ過ぎず、最適なロースト具合を得ることができます。このような方法で、期限切れのお茶を無駄にせず、風味の新たな側面を発見することができるのです。

お茶の保存方法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

流芳園がおすすめするお茶とは?

いかがでしょうか。お茶は、飲むタイミングや保存方法によって、その味わいが大きく変わります。新茶のフレッシュな味わいを楽しむためには、そのピークを見逃さずに飲むことが大切です。また、コーヒープレスやフライパンを使った新しい淹れ方を試すことで、普段とは違った味わいを楽しむことができます。お茶を贈答する際には、贈る側の心配りが重要であり、受け取った人が最も美味しいタイミングでそのお茶を楽しむことができるように配慮することが大切です。流芳園では、茶師が丁寧にブレンドしたお茶をオンラインストアで購入可能ですので、ぜひお試しください。

甘露【かんろ】

流芳園の甘露

玉露本来の甘さと共に、果実のような香味がしっかりと口の中で感じられます。
また、玉露の芯の部分を贅沢に使用することで、
上品な香りと柔らかみのあるコクを合わせ持った贅沢な玉露となっています。

茶種:玉露
料金:2,160円 / 80g(税込)

甘露の予約購入はこちらから


オリジナル玉露 夕誉【ゆうほまれ】


「オリジナルブレンド 夕誉」はどのようなお茶?

流芳園オリジナル玉露 夕誉は、簡単で淹れやすい高級緑茶。
水出しから熱湯まで幅広くお楽しみいただけます。
「お茶の淹れ方ってよくわからないわ」と言われるような方から、湯温や抽出時間など淹れ方にこだわる方も含め、より多くの方に美味しく簡単にご愛飲いただけます。その味わいは上品な香りとコク、それから透明感のある薄緑を表現することができ、うまみ・香り・水色、各々に品位を感じていただけるプレミアムな味わいに仕上げました。

茶種:オリジナル玉露
料金:1,620円 / 80g(税込)

夕誉の購入はこちらから

オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】


「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?

“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色
、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。
一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。
玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、
それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」と
そんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。
覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。

茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 80g(税込)

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煎茶 古都の香【ことのかおり】

流芳園の古都の香

酔ってしまいそうな凝縮されたお茶の香りと、
柔らかな口当たり、舌に残る華やかな余韻が特徴。

質の高い茶葉を見極め厳選し、最適な仕上げを丁寧に施すことで出来上がった、
京都宇治の高級煎茶「古都の香」は流芳園の中で至高の逸品です。

茶種:煎茶
料金:2,160円 / 80g(税込)

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素朴仕立 稀頭【まれがしら】

流芳園の稀頭

黄色い煎茶で、お茶らしい清涼感のある香りと後味のすっきりさが特徴です。
初々しい露天栽培の生葉を収穫し、浅く蒸して製茶しております。

そのため、爽快な香りだけでなく、
煎茶としての旨味も同時に味わっていただける逸品となっております。

茶種:素朴仕立(煎茶)
料金:648円 / 80g(税込)

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宇治の昔【うじのむかし】

流芳園の宇治の昔

抹茶の良い香りと、コクと苦味が丁度良く合わさった味わいが特徴。
初心者の方からお稽古用まで幅広く使用できる、
使い勝手が大変良い抹茶として皆さまから親しまれております。
また、和菓子だけでなく洋菓子とも相性が良いため、
特別な時間を過ごすことのできる逸品です。

茶種:抹茶
料金:1,404円 / 40g(税込)

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