サウナと水出し茶:整いとリフレッシュの新習慣

こんにちは、流芳園(りゅうほうえん)です。

近年、サウナで「整う」という言葉をよく耳にするようになりました。火照った体と深く静まった心に、さらに寄り添ってくれる存在——それが“水出し茶”です。熱を冷まし、心をリセットするには、ただの水やスポーツドリンクでは少し物足りない。今回は、流芳園のお茶が提案する、新たな整いのカタチをご紹介します。

本記事から分かること

 ・サウナ後の体に寄り添う、水出し茶の魅力

 ・お茶とサウナがつなぐ、地域と人の温度

 ・流芳園オススメの玉露の紹介

記事の信頼性

流芳園の店舗景観

・緑茶発祥の地 宇治田原に店舗

・創業200余年の日本茶専門店

・農林水産大臣賞を複数回受賞

サウナ後の体に寄り添う、水出し茶の魅力

汗をかいてスッキリしたその後、体は水分だけでなく、やすらぎも求めています。冷たい水出し茶が生み出す“静かな余韻”は、まさに現代の整い文化と好相性。ここでは、水出しで楽しむお茶の特性とサウナ後にぴったりな理由をひも解きます。

日本茶専門店「流芳園」オフィシャル ショッピングサイトはこちらから

“冷たさ”の質が違う、水出しという選択

水出し茶の特徴は、なんといってもそのやわらかな口当たり。お湯で抽出する際に出やすいカフェインや渋味が抑えられ、代わりにお茶本来の甘みや旨味がじっくりと引き出されます。特に流芳園の煎茶を冷水で丁寧に抽出すると、清涼感の中にほのかな甘さが際立ち、のどを通るたびに深い安心感が広がります。

さらに、氷で急激に冷やした飲料とは異なり、水出し茶は冷たすぎない優しさを保ちます。火照った体に無理なく馴染み、内臓にもやさしい——まさに“身体に寄り添う冷たさ”なのです。

整い後におすすめしたい、お茶の3タイプ

整い後の一杯に、どんなお茶を選ぶべきか?流芳園では、次の3つの茶種をおすすめしています。

まずは玉露。冷たく淹れた玉露を、試したことはありますか?熱湯で飲むイメージが強いかもしれませんが、実は水出しにすることで、その繊細な甘みやまろやかさがぐっと際立つんです。苦味が抑えられ、冷たさの中に旨味がじんわりと広がる——そんな感覚を、一度体験してみるとクセになるかもしれません。

おすすめ茶葉は「玉露 甘露(かんろ)」。水出し茶で飲むことで更に甘い、宇治玉露(茶葉)、詳しくはこちらからお調べください

夏場なら、あらかじめ冷蔵庫で抽出しておいた一杯をグラスに注ぐだけ。
サウナ後の整った体に、そっと寄り添うような時間をつくってくれるかもしれません。

つぎに煎茶。キリッとした爽やかさとほどよい旨味のバランスが、まさにリフレッシュの象徴。冷水でじっくり抽出することで、雑味のないすっきりとした飲み口が楽しめます。

おすすめ茶葉は「煎茶 特選(とくせん)」。水出しでも美味しい宇治煎茶(茶葉)です、詳しくはこちらからお調べください

そして最後にほうじ茶。焙煎の香ばしさが心をふっとほどき、サウナ後の“ととのい”の延長線上にあるような落ち着きをもたらします。カフェインが少なく、夜のサウナ後にも安心して飲める点もポイントです。

おすすめ茶葉は「雁が音焙じ(かりがねほうじ)」。サウナ用水分補給にピッタリ!香ばしい香りが特徴、茎タイプのほうじ茶(茶葉)です、詳しくはこちらからお調べください

茶業者の独り言:サウナ編
サウナで水出し茶を飲むと味わいの感じ方が変わる。どうかわるのか?

「味わいが鮮明になる」「余韻が心地よい」

理由は、“時間や気持ちに余裕ができる場所であること”、そして、“たくさん汗をかくことでのども渇く”、これらがお茶の味わいを鮮明にしてくれ、更に時間と気持ちのゆとりがお茶の余韻を心地よく味わうことができると思います。

また玉露・オリジナル玉露・煎茶・ほうじ茶など茶種は問わず、どのお茶で試しても様々な心地よさを味わうことができました。


〈サウナ番外編〉
サウナでは、グリーンティーに少し塩を入れてみるととてもよかったです。

「グリーンティー プラス 塩」のレシピ

【準備物】グリーンティー(大さじ2杯)・氷(5~6個※家庭の製氷機)・水(120~200cc)・塩(少々)・カレースプーン・マグボトル(250cc程度)

作り方
①マグボトルに氷を入れる
②次にグリーンティーを大さじ(カレースプーン)2杯マグボトルに入れる
③更に塩を少々
④水を120~200㏄入れる※今回使用は、水120㏄で作成
⑤しっかりと蓋を占めてシェイクします
⑥出来上がり

以上、夏場のスポーツ時にもおすすめです。塩は、1~2グラム程度でお試しください。
(塩の入れすぎに注意してください)

サウナでも活躍します「グリーンティー」。サウナで飲むと宇治抹茶の味が鮮明に味わえます、一度お試しください、詳しくはこちらからお調べください


“飲む静寂”としての水出し茶

サウナの後、心は少し繊細になります。身体を包む静けさの中で、感覚が研ぎ澄まされる。そんな瞬間に、氷の音もなく静かに流れる一杯の水出し茶は、“飲む静寂”とも言える存在。

「熱が引いたあとの余韻を、もう少しだけ楽しみたい」そんな気持ちにそっと寄り添い、味や香りを通じて五感をやさしく刺激します。水出し茶は単なる水分補給ではなく、“もう一歩、深く整う”ためのパートナーとも言えるかもしれません。

心を落ち着けるお茶の効果について更に詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

昼からもう一仕事 コーヒーの代わりにお茶はいかが? テアニンの凄い効果

お茶とサウナがつなぐ、地域と人の温度

サウナとお茶、一見関係なさそうなこの2つが出会うと、意外にも豊かなコミュニケーションが生まれます。地域、文化、人——それぞれのつながりが深まり始めているのです。

“水分補給”から“文化体験”へ

「お茶があるだけで、整いの時間が深まった気がする」——最近、そんな話を耳にすることがあります。ローカルの銭湯やサウナでは、温浴後の休憩スペースに冷たいお茶が置かれることもあり、少しずつ“地域の味”を体験できる場として注目されつつあるのでしょうか。今後は地域との連携によって、銭湯やサウナ施設で“飲むローカル体験”がより広がっていくかもしれません。

「地元の茶葉を使った水出し茶で、サウナ後のサービスを充実させたい」という声が出始める日も近いのかもしれませんね。

サウナとお茶が教えてくれる、“今ここ”の感覚

サウナもお茶も、実は“マインドフルネス”に通じる存在です。熱の中で呼吸に集中し、体の声を聞くサウナ。茶を飲むことで、味や香りに意識を向け、ひととき自分と向き合う時間が生まれる。この2つを掛け合わせることで、「今、この瞬間を大切にする」という価値が、ぐっと身近になるのではないでしょうか。あわただしい毎日にこそ、サウナとお茶のセットは、新たな癒しの入口になるかもしれません。

お茶屋として、どんな“整い”を届けられるか?

流芳園としても、「サウナ後の一杯」に寄り添う商品づくりが、次なる挑戦のひとつと感じています。たとえば、焙煎の度合いを調整した“夜のほうじ茶”や、香りに特化した“冷抹茶エスプレッソ”など、整いと共鳴するお茶の在り方は、まだまだ広がっていきそうです。

今後、施設とのコラボや新しい飲み方の提案を通じて、「サウナの後には、このお茶を」というスタンダードを作っていけたら——そんな思いも、私たちの中に芽生えつつあります。

まとめ & 流芳園オススメのお茶の紹介

サウナが“整いの場”だとしたら、お茶は“整いの時間”を支える存在。火照った体をやさしく包み、心まで癒してくれるのが、冷たいけれど温もりのある水出し茶です。流芳園では、冷たく抽出しても旨味がしっかりと立つ茶葉を厳選し、ほうじ茶・煎茶・抹茶と、それぞれの魅力を活かしたラインナップを展開中です。どれも、茶師十段が香りと旨味を見極めて選定したものです。これらのお茶はオンラインストアで購入可能ですので、ぜひお試しください。

玉露 甘露【かんろ】

流芳園の甘露

玉露本来の甘さと共に、果実のような香味がしっかりと口の中で感じられます。
また、玉露の芯の部分を贅沢に使用することで、
上品な香りと柔らかみのあるコクを合わせ持った贅沢な玉露となっています。

茶種:玉露
料金:2,160円 / 80g(税込)

甘露の購入はこちらから

オリジナル玉露 玉誉【たまほまれ】


「オリジナルブレンド 玉誉」はどのようなお茶?

“淹れ易く美味しいお茶”と新茶期にはお客様からご期待のお声が最も多い人気のお茶。
口当たりは軽く爽やかで柔らかみのあるコク、ほんのり緑っぽい黄色
、奥地に広がる緑茶の豊かな味わいが心地よいリッチテイスト。
一葉一葉をムラなく丁寧に火入れ加工。
玉露系の爽やかで甘みのある若芽の冠茶(かぶせちゃ)、
それにコクのある茶葉を合わせることで凝縮された香味と濃度感をつくります
「淹れ易くて、おいしい玉露を作ってみたら?」と
そんな先代(七代目)の遊び心を真剣にカタチにしたことで誕生しました。
覆いの利いたモノをブレンドし、芳醇な香りと甘みが広がります。
彩りに満ちた味わいを…。

茶種:オリジナル玉露
料金:1,080円 / 80g(税込)

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オリジナル玉露 熱湯玉露【ねっとうぎょくろ】

■「オリジナルブレンド 熱湯玉露」はどのようなお茶?

ほどよい甘みとさっぱりした味わい。
若き日の先代(七代目)が茶づくりを学んでいた頃、仕上機・乾燥機も技術革新され、
ブレンド技術に加え、仕上げ加工においても様々な提案が可能になっていました。
そんな中でも流芳園は変わることなく伝統的な茶づくりを続け、
先代は「誰からも愛され飽きのこない爽快で味わいのあるお茶」
という想いを持って、茶をつくっていました。
そして、その足がかりとなるお茶「簡単」で「美味しい」を目指し作りあげたお茶が「熱湯玉露」。
当園にとっては初めて取り組んだ現代的な味わい、
「熱めのお湯でサッと淹れられ、お手軽で美味しい」定番です。
茶種:オリジナル玉露
料金:648円 / 80g(税込)

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煎茶 特撰【とくせん】

流芳園の特撰

「特撰」は、目利きの技術を使用し、
品質の良い茶葉を見極めつつ、バランスの良いお茶を作っております。

また、目利きの技術以外にも、
ブレンドの技術と、仕上げの加工技術も使用しているため、
流芳園の技術の結晶とも呼べるお茶と言えるでしょう。


「特撰」は熱めのお湯でも美味しく淹れることができるため、
お茶に詳しくない方でも淹れやすいお茶となっております。
普段使いにもぴったりです。

茶種:煎茶
料金:1,080円 / 80g(税込)

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素朴仕立 友白髪【ともしらが】

清涼感、抹茶のような香り、コクのある味、マイルドな味わいなど、
バランスが効いている茶葉になります。
初心者の方でも淹れやすいお茶になるので、
お茶を嗜んでみたいと思っている方にはとてもオススメの商品です。

「水出し茶」にもおすすめの万能茶。

茶種:素朴仕立(かぶせ茶)
料金:864円 / 88g(税込)

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雁が音焙じ【かりがねほうじ】

流芳園の雁が音焙じ

「浅煎り」焙煎の雁が音焙じは、
お客様やご自身のティータイムなどにはゆっくり急須で淹れて、
香りを堪能することもできます。

さらに、暑い夏や冷たいものを飲みたいときには急冷して楽しめます。
水出し茶にも向いていますので、冷ややかな味わいがお好みの方にもおすすめです。
毎日の水分補給にピッタリ!

茶種:ほうじ茶
料金:596円 / 100g(税込)

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宇治抹茶 グリーンティー

流芳園のグリーンティー

宇治抹茶の上品な香りが漂い、
それに伴い良質な苦味と甘味がマッチしたスイートな味わいが特徴。
鮮やかなグリーンが涼しさと癒しを与え、
自然とやさしいニュアンスが懐かしく、夏を活かします。
ぜひ「グリーティー×リラクゼーション」の掛け合わせを体験してみてください。

茶種:グリーンティー
料金:400円 / 180g(税込)

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