■用意するものはなんですか?
「茶葉(300ml以上のサイズ)」「急須」「湯呑3つ※80ml」「大さじ(ティースプーン)」「沸騰させたお湯100°Cで300cc」「布巾(フキン)」 湯温は熱め(80°C〜90°C)まで湯さましをして入れましょう。
まずは、80mlの湯呑を3つ用意し、熱湯を湯呑の8分目程度までお湯を入れ、湯呑が温かくなるまで待ちます(5〜10秒)。
■「新茶 京都産 『七代』」の淹れ方について
3人分を熱め(80°C〜90°C)のお湯で淹れてみましょう。
ポイントは湯呑を使って湯さましをするということです。
湯呑は、80ml程度のものを3つ用意します。
その湯呑の8分目程度(一般的な湯呑120mlであれば、5分目程度。)まで(3つとも)お湯を入れ、急須へ茶葉を大さじ2杯(ティースプーン大盛4杯)入れ、湯呑が温かくなったことを確認しお湯をすべて急須へ入れてください。
一煎目の抽出時間は50秒〜1分、このときに湯呑を拭いておきます。
出来上がったお茶を急須から回し注ぎし、二煎目も美味しく味わっていただくために最後の一滴まで絞ります。
■回し注ぎとは?
回し注ぎとは、「1・2・3といったら3・2・1と返る」、これを繰り返して均一の味わいにする注ぎ方です。
■二煎目を入れるポイントは?
さらには、二煎目の待ち時間は一煎目の半分で30秒となります。
■湯さましについて詳しく教えていただけませんか?
お茶を淹れるときの基本的な湯さましの考え方としてお湯を常温の器(うつわ)へ移し、その器がお湯の温度になじんだ状態で(季節や茶碗の大きさ、材質によっても変わりますが、その器にお湯を入れたときから)5°C〜10°C下がるといわれています。
お湯の温度の下がり方は、時間に比例しない。
例を上げると「100°C→90°C」に温度が下がるのには3分かからないとしたら、「90°C→80°C」に温度が下がるのには3分以上かかります。
お湯の温度は、1分でマイナス3°Cにはなりませんでした。
ということで「5分程待つ」についてですが、春や秋に98°C(設定の電気ポット)のお湯を一度、器へ移して「5分程待つ」とお湯は75°C程度になり、夏場であれば80°C強に、そして冬場であれば75℃を下回りましたので「沸騰させたお湯を湯呑に注ぎ入れ、5分程待つと大体70°C〜80°Cになる」とさせていただきました。